曽根城について |
投稿:院長 |
伝えるところでは、曽祢高昌なる武将がこの地に住み着き、内子曽祢氏の祖となったと言われます。戦国時代の喜多郡は紛争が絶えず、曽祢氏もその渦中にありながら、巧みに乱世を生き延びていきました。しかし、秀吉の権力が伊予に及ぶようになると、曽根城は小早川隆景によって廃城とされ、曽祢氏も伊予を離れ毛利氏を頼り、近世には萩藩の家臣へと変貌することとなります。 (愛媛県立歴史文化博物館・研究員ブログより抜粋) こんな山の中にも秀吉の全国統一の影響があったのですね。発掘調査すればと思いますが、かなりの費用がかかるのでしょう。 なお、登山道は昨年の大雨で崩れて通れません。修復を! |
2020年12月16日(水) |
焼きサバ |
投稿:院長 |
焼きサバを買ってみました。身をほぐしてキュウリと一緒に酢の物にすると美味しいです。海から遠い盆地の内子では定番の食べ物でいろんな鮮魚店で売っていますが、立川のO鮮魚店のものが一番でした。閉店されたのが残念です。魚は国産と思いきやノルウエー産です。油がのっていいらしい。 写真は某鮮魚店の焼きサバですが、店主の息子が不在で80歳位のばあさんが焼いたらしく焼き過ぎです。 |
2020年12月9日(水) |
中村教授 |
投稿:院長 |
第123回日本小児科学会学術集会のオンデマンド配信が終りました。今回の基調講演は会頭が徳島大学の香美祥二教授ということもあり、ノーベル賞を受賞されたカルフォルニア大学教授・中村修二先生でした。演題名は「青色LEDの発明と人体に優しい光源」です。例によって、発明の苦労話を「入社式で偏差値の高い大学順に並ばされた」「アメリカ留学中、学位を持ってなかったので技術員扱いされた」など自虐ネタを交えて話をされました。ウケ狙いのつもりなのでしょうがほどほどに。 |
2020年11月30日(月) |
スターバックスコーヒー |
投稿:院長 |
今や世界的規模のコーヒーチェーン店となったスターバックスコーヒーの店名についてご存知でしょうか。1851年に発表されたアメリカ文学の名作「白鯨」(ハーマン・メルヴィル著)に登場する一等航海士スターバックと会社発祥地シアトル近郊にあったスターボ鉱石採掘場に由来するらしいです。 「白鯨」は20年位前に千石英世訳の講談社文芸文庫で読んだのですが、上下巻合わせて1328ページと長く、しかも鯨船の構造や鯨の種類の説明などが延々と語られているので、読み終えるのが大変でした。最近、丸山健二の超訳「白鯨物語」が出版され再読しました。丸山節全開ではありますが、鯨船の構造などはカットされていて非常に読みやすく面白い。 |
2020年11月27日(金) |
美術館 |
投稿:院長 |
昨日は小児科学会愛媛地方会でした。空き時間に愛媛県美術館で開催中の「エコール・ド・パリの色と形」を観てきました。観覧料金をみると一般1200円、65歳以上1100円とあります。生憎、身分を証明するものを持ち合わせず一般でと思いましたが、受付の人に尋ねると生年月日を言えばOKとのこと、割引料金で入場できました。いつもながら、こういう場面では、歳をとったことを認めたくない自分と100円でも安いことを喜ぶ自分とのせめぎ合いです。ちなみに、自動販売機だと躊躇することなく割引ボタンを押します。 モディリアーニの「おさげ髪の少女」は雑誌その他でよく見かける絵ですが、本物は違います。素晴らしい。 |
2020年11月24日(火) |
月旅行 |
投稿:院長 |
野口聡一さんらを乗せた「クルードラゴン」は、17日、国際宇宙ステーションにドッキングしたようですが、民間月旅行も間近と言われます。そこで、サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ著)第15章 科学と帝国の融合 征服の精神構造 に面白い話が載ってましたので紹介します。 1969年7月20日、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが月面に着陸した。この月探検までの数ヶ月間、アポロ11号の宇宙飛行士たちは、アメリカ西部にある、環境が月に似た辺境の砂漠で訓練を受けた。 その地域には、昔からいくつかのアメリカ先住民のコミュニティがあった。そして、宇宙飛行士たちと先住民のこんな出会いの物語−というよりは伝説−が生まれた。 ある日の訓練中、宇宙飛行士たちはアメリカ先住民の老人と出会った。老人は彼らに、ここで何をしているのか尋ねた。宇宙飛行士たちは、近々月探査の旅に出る探検隊だと答えた。それを聞いた老人はしばらく黙り込み、それから宇宙飛行士に向かって、お願いがあるのだが、と切り出した。 「何でしょう?」と彼らは尋ねた。 「うん、私らの部族の者は月には聖霊が棲むと信じている。私らからの大切なメッセージを伝えてもらえないだろうか」と老人は言った。 「どんなメッセージですか?」 老人は部族の言葉で何かを言い、宇宙飛行士たちが正確に暗記するまで、何度も繰り返させた。 「どういう意味があるのですか?」 「ああ、それは言えないな。私らの部族と月の聖霊だけが知ることを許された秘密だから」 宇宙飛行士たちは基地に戻ると、その部族の言葉を話せる人を探しに探して、ついに見つけ出し、その秘密のメッセージを訳すよう頼んだ。暗記していた言葉を復唱すると、訳を頼まれた者は腹を抱えて笑い出した。ようやく笑いが収まったとき、宇宙飛行士たちは、どういう意味なのかと尋ねた。彼によれば、宇宙飛行士たちが間違えないように苦心して暗記した一節の意味は次のようなものだった。 「この者たちの言うことは一言も信じてはいけません。あなた方の土地を盗むためにやって来たのです」 |
2020年11月21日(土) |
医学会 |
投稿:院長 |
今年は、横浜、大阪、神戸で開催の学術集会に行く予定でしたが、コロナ禍で現地開催は全て中止になりWeb配信です。従って、いつも楽しみにしている開催地の名物を食べることが出来ません。写真は昨年秋の学術集会後に立ち寄った新宿伊勢丹メンズ館の斜め向かいにあるとんかつ屋「王ろじ」のとん丼(カツカレー)です。王様のブランチで取り上げられていました。コロナの収束を祈るのみです。 |
2020年11月14日(土) |
内子座 |
投稿:院長 |
7日夕方、内子座で開催の立川志の輔落語会を観に行きました。 三密を避ける対策として、観客は半分、マスク着用、中入りでの換気です。 公演後の雑談で、内子がどこかの市の一部に埋没してしまうと、内子座の維持管理が難しくなるのではないかと話していました。「ガッテン」の司会者だけに、市町村合併の負の部分をよく解ってらっしゃる。 |
2020年11月9日(月) |